統合失調症における宗教妄想
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統合失調症の陽性症状のなかには、宗教妄想という症状もあります。
その名前からなんとなく分かるように、宗教妄想は、自分を神であるとか、その生まれ変わりであると思い込み、それを他の人たちにも話すという症状です。自分を大きく見せたいと思うため、どこまでも誇張してしまうのが特徴です。
ですから、簡単にいえば、世界は自分を中心にまわっているというぐらいに思いこんでいます。さらに、自分は救世主であり、世界を救うことができるとも思いこむことがあります。漫画やドラマなどでよく見られる光景ではありますね。
また、自分が神であると信じ込み、何をするにも手段を選ばないということで、大きな事件を起こすこともあります。例えば、よく知られているのが、あのオウム真理教の事件です。
あの事件を思い返していただいても分かるように、宗教妄想はある意味危険な症状です。宗教のもとということで、場合によっては、他の人を傷つけるのもいとわないということになります。そのため、大きな事件に発展することがあるのです。
このように、ある意味分かりやすい症状であるため、診断は比較的安易だといわれています。特に、今の時代、この宗教妄想が増えてきているといわれています。
