統合失調症における血統妄想
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統合失調症における妄想のひとつに血統妄想というものがあります。これも、誇大妄想と同じように、自分自身を誇大化するというものです。
血統妄想は、実際はそうではないのにもかかわらず、自分が高貴な家の出身でいると思い込み、確信してしまうという症状です。実際に高貴であるならば、ただ単にその人の性格ということになりますけどね。
統合失調症では、思いこみというのが大きな症状となります。血統妄想の場合、自分をより誇大化し、強く見せたいという思いがそうさせるようです。思いこむと、すべてそのように行動するため、まわりから危険な人と認識されてしまいます。
血統妄想というと、単なる高貴な家に生まれたと思いこむというよりも、天皇陛下の血筋であるとか、豊臣秀吉の生まれ変わりであるといった、壮大なものが多いようです。この裏には、満たされない自分の思いがあると思われています。言ってみれば、ブランド志向のようなものですね。
症状が重くなると、ただ思いこんでいるだけでなく、高貴な人間だから、何をしてもいいというような考え方になってしまいます。場合によっては、かなり危ない人になってしまう可能性があります。統合失調症には、このような症状もあるのだということを覚えておきましょう。
