統合失調症における注察妄想、追跡妄想
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統合失調症のうち陽性症状は、幻覚、幻聴などの症状があります。統合失調症における幻覚、幻聴は、肉体的には問題がないのに起こるというのが特徴となっています。
そのなかで、幻覚や幻聴が本人を追い込むというケースもあります。これがいわゆる注察妄想や追跡妄想といわれるものです。
注察妄想や追跡妄想とは、どのようなものでしょうか。注察妄想とは、自分がいつも監視されているように思いこみ、自分を監視している人の幻覚を見るような症状です。
一種の被害妄想ですね。場合によっては、監視されていると確信し、外を歩いたりすることもできなくなる人もいます。
一方、追跡妄想は、いつも誰かから追われているという妄想をいいます。注察妄想と同じように、症状が強く出ると、外を歩けなくなることもあるとされています。
注察妄想や追跡妄想は、ストレスや疲れがたまっている人には、比較的よく見られる症状だといわれています。ただ、統合失調症の人の場合は、注察や追跡が実際に行われていると確信し、他の人にその話をしたり、あるいは、他の人と一切かかわらなくなることがあります。統合失調症の妄想とひとくちにいっても、このようにさまざまな症状があるのですね。
